ランディングページ(LP)の費用相場と料金を左右する7つのポイント

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ランディングページ(LP)の費用相場と料金を左右する7つのポイント

サービスを端的に説明し、申込に誘導するランディングページはWebでサービス売上を上げるために有効な手段です。ただ、ランディングページがどのようなものがあって、費用はどのくらいなのか、わからない方も多いのではないかと思います。

そこで、今回はランディングページの費用相場と料金を左右する7つのポイントについて説明します。ランディングページ制作をしたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

実績豊富なクリエイティブネットドアのランディングページサービス案内
実績豊富なクリエイティブネットドアのランディングページ料金

ランディングページを制作するメリットは

訪問者が知りたい情報が1ページに集約されている

訪問者はインターネットを使って手軽に情報収集ができる環境にいます。そのため、知りたい情報を手軽に得たいと思っています。そういったユーザーに対して複数ページを閲覧させて情報を伝えるよりも1ページに必要な情報を集約させることで、より訪問者にサービスへのお問合せや商品購入を促すことができるようになります。

ページ間移動を防ぎ、離脱を防ぐ

通常のホームページではページが分かれており、サイト内を回遊することで情報収集をさせる構造になっていますが、ランディングページは1ページに情報を集約させるためにページ間移動を防ぎ、離脱を押さえることができます。

また、ユーザーが行動する目的を1つに絞り、他ページへ遷移させずコンバージョンへ繋げる最適な設計となっており、直接売上に繋げることができます。

理想的な順番で情報を伝えることができる

ランディングページは1ページ完結しており離脱を防ぐため、サービス提供者側の理想的な順番で情報を伝えることが可能です。

例えば、著名なマーケターである神田昌典(かんだまさのり)氏が2016年に提唱した新・PASONAの法則を例にとってみましょう。

※PASONAの法則は1999年に神田昌典しが提唱したセールスコピーの「型」でセールスレターやランディングページの基本的な型として普及しましたが、2016年に新・PASONAの法則として再定義されています。

新・PASONAの法則

【Problem:問題】
ユーザーが抱えている悩みや欲求を提起

【Affinity:親近感】
問題の中身を掘り下げつつユーザーに共感し、親近感を誘う

【Solution:解決策】
問題を解決できる具体的方法を提示する

【Offer:提案】
解決策を導入してもらうための提案をする(無料お試しなど)

【Narrowing Down:絞込】
限定期間を絞り込み、今すぐ購買すべき理由を示す

【Action:行動】
行動してもらうように呼びかける

上記のように、商品購入やお問合せへの誘導に適した順番で情報を伝えることができ、CV率を高めることができます。

ランディングページの種類別訴求ポイント

商品の販売促進を目的としたランディングページ

新商品の販売やキャンペーンとして売り出す場合のキャンペーンページです。例えばECサイト等では商品詳細ページに掲載できる情報やUIが限られており、伝えたい情報が伝えきれない場合があります。

特に新商品の場合は今まで無かった商品ということで、

  • 商品のメリットや価格
  • 数字での実績訴求
  • 商品購入後をイメージできるようなビジュアル
  • お客様の声

などを伝え、購入者の不安を払しょくしつつ、購入後のより良い生活をイメージできるようなページにすることが重要です。

BtoBサービスサイト

BtoBサービスサイトは競合とシェアを奪い合うような状況で効果を発揮します。

ランディングページにすることで、依頼企業が複数社を比較検討する際に自社を選んでもらえるような情報を端的に1ページで伝えることができます。

メルマガや資料請求・問合せのリード獲得

メルマガや資料請求、お問合せのリード獲得をする際も単にフォームだけではなくランディングページを設置することでコンバージョン率が大きく上昇します。

昨今はメルマガや資料請求は「無料」の場合が多くなってきたのであえて訴求する必要がないと考える場合もあるかと思いますが、サービス内容の一部を公開するようなオファーを提供する場合は「無料」という記載をすることでコンバージョン率は上がるので、抑えておくようにしましょう。

特にリードナーチャリングサイトの場合は、最初のリスト取得が重要になってきます。リスト数が事業活動に大きく影響するようなサイトの場合は、リード獲得のためのフォームだけでなく、申込のメリットを訴求したランディングページで訴求することが重要です。

イベント・セミナー等の集客ページ

イベントやセミナー等でもランディングページを制作します。特に大規模なイベント・セミナー等で広告を出稿する場合などは1ページでイベント情報を伝えることができます。

過去のイベント・セミナーの様子や、お客様の声等、申込後の生活をイメージできるようなコピーやビジュアルで訴求することが重要です。

また、セミナー参加特典など、限定感を出してユーザーを後押しするような追加訴求も忘れずに入れるようにしましょう。

ランディングページの費用を左右する7つのポイント

1.競合調査・戦略設計

ランディングページを閲覧するユーザーは商品やサービスを競合と比較することが前提となるので、事前にライバル商品や企業を調査する工程は必ず必要になります。

事業分析(外部環境分析、内部環境分析、ユーザー分析)を実施する中で競合調査や戦略設計を実施し、ランディングページ設計に必要な検討要素を決めます。

  • 今回訴求する商品・サービスのペルソナ策定
  • 事業分析に基づく訴求ポイントの設定
  • 広告の出稿キーワードの選定

上記のポイントを最初に決めておくことで、構成やイメージが目的とズレることを防ぎます。

分析を依頼すると、その分費用が高くなりますが、第三者として調査・分析を依頼したい場合は、競合調査や戦略設計を含んだ企画力のある会社に依頼すると良いでしょう。

2.コンテンツボリュームやページの長さ

コンテンツボリュームはデザインボリュームとコーディングボリュームに比例するため、費用に関わってくる要素です。

高額商品になるほど、ページボリュームを増やすことでコンバージョンを促すことが多いですが、商品単価とキャンペーン規模に合わせてページボリュームを設定しましょう。

3.コピーライティング・原稿作成

ランディングページはファーストビューでコンバージョン率が変わるといっても過言ではありません。そのため、キャッチコピーは非常に重要な要素になってきます。その他、スクロールした際の原稿についても、自社で対応することが難しい場合は、コピーライティング費用が掛かってきます。

4.画像素材や撮影

画像素材についても自社で用意できるかどうかで費用感が変わってきます。有料素材を制作会社から提案してもらう場合やプロのカメラマンに撮影をしてもらい、画像素材を準備する場合などがあります。

5.システム連携やフォーム制作

ランディングページから申し込むフォームやシステムの連携内容によっても費用感が変わってきます。既存のフォームへのURLリンクを設置するだけなら費用は大きくなりませんが、独自フォームの構築や既存の顧客システムとの情報連携など、システム構築が必要になる場合はその分の費用が追加で掛かります。

6.広告運用

ランディングページは広告を出稿する場合が大半になるWebページです。キャンペーンの予算を検討する際は、ランディングページの制作費用と広告費用を合わせて検討しましょう。

協力会社の複数マネジメントが難しい場合は広告運用まで対応できる会社に依頼することをお勧めいたします。

7.LPO・FPOなどの改善サポート

キャンペーンは広告予算を投資するため、CVR(コンバージョン率)を上げるほどコストパフォーマンスが上がります。そのため、長期間に渡って使用するランディングページの場合は定期的にLPO(ランディングページ最適化)やFPO(フォーム最適化)を行うことで、コンバージョン率を高め、キャンペーンの費用対効果を高める必要があります。

改善サポートは広告運用とは別で予算が掛かりますが、予算が大きいキャンペーンの場合はこのような改善サポートまで対応してくれる会社に依頼することが望ましいです。

ランディングページ制作依頼先ごとの費用相場

それでは、実際の費用相場はどれくらいなのでしょうか。依頼先によって、対応できる範囲が変わってきますので、費用相場は依頼先ごとに変わってきます。ただ、企画内容やボリューム等によって費用は大きく変わってきますので、あくまでも相場感と見てければと思います。

フリーランスに依頼する場合

費用相場:10万以下~30万円

10万以下でランディングページ制作を依頼したい場合は、クラウドソーシング等を利用して依頼をします。依頼内容によっては30万程度になるケースもあります。

■10万以下の場合

とにかく費用を抑えたい場合は、10万円以下で対応してもらえるケースもあります。

制作期間:1週間~1ヶ月
対応内容:デザイン(テンプレート使用)、コーディングのみ
特徴
・戦略設計や原稿素材は全て依頼側が用意
・公開後のサポートは無し
・テンプレートデザインを活用
こんな人におすすめ
・とにかく費用を抑えたい
・質にこだわらず、すぐにLPを公開したい
・公開後の運用を自社で対応できる

■10万~30万円の場合

オリジナルデザインでランディングページを制作したい場合の価格帯です。ただ、戦略設計や素材、運用サポート等は行ってもらえないケースが多いです。

制作期間:2週間~1.5ヶ月
対応内容:構成作成、オリジナルデザイン、コーディング
特徴
・戦略設計や原稿素材は依頼側が用意
・公開後のサポートは受けてもらえない場合が多い
・オリジナルデザイン
・こんな人におすすめ:
・オリジナルデザインでお願いしたいが、なるべく費用を抑えたい
・公開後の運用を自社で対応できる
・戦略設計を自社で行っている

ホームページ制作会社へ依頼する場合

費用相場:20~60万円

ホームページ制作会社へ依頼する場合は要件に応じて対応してくれるケースが多いです。戦略設計や運用について自社で対応できない部分がある場合は制作会社へ依頼することで求めている成果を出すことができるでしょう。

■20~30万円の場合

オリジナルデザインでランディングページを制作したい場合の価格帯です。ただ、原稿・素材、運用サポート等は行ってもらえないケースが多いです。需要が高い価格帯ですが、ランディングページの制作と運用に重要となる競合調査や戦略設計は含まれていないため、自社で戦略設計等ができ無い場合は、注意が必要です。

制作期間:2週間~1.5ヶ月
対応内容:構成作成、オリジナルデザイン、コーディング
特徴
・戦略設計や原稿素材は依頼側が用意
・オリジナルデザイン
・公開後の運用サポートは受けてもらえない
・公開後、制作物の修正対応等は受けてもらえない
こんな人におすすめ
・オリジナルデザインでお願いしたい
・公開後の運用を自社で対応できる
・戦略設計を自社で行っている

■30~60万円の場合

競合調査や戦略設計から企画をしてランディングページを制作したい場合の価格帯です。ターゲットに合わせてキャッチコピーやデザインを作り込みたい場合におすすめです。

制作期間:1~2ヶ月
対応内容:戦略設計、構成作成、オリジナルデザイン、原稿・素材の一部作成、コーディング
特徴
・競合調査や戦略設計を行いターゲットに沿った企画を行ってくれる
・原稿や素材は予算によって制作会社側が提案
・オリジナルデザイン
・公開後の運用サポートは受けてもらえない
・公開後、制作物の修正対応等は受けてもらえる場合もある
こんな人におすすめ
・競合調査や戦略設計の企画提案をしてほしい
・オリジナルデザインでお願いしたい
・公開後の運用を自社で対応できる
・キャッチコピー等を考えてほしい

■60万円上以の場合

ランディングページがサービスの根幹となったり、重要度が高い場合で、本格的にランディングページを活用したWebマーケティング支援を依頼したい方向けの価格帯です。主にランディングページの運用コンサルティングの経験が豊富な企業の価格帯になっており、公開後の結果にこだわりたい場合は予算に応じて検討しましょう。

制作期間:1.5~3ヶ月
対応内容:戦略設計、構成作成、オリジナルデザイン、原稿・素材の準備、コーディング、運用・LPOコンサルティング
特徴
・競合調査や戦略設計を行いターゲットに沿った企画を行ってくれる
・原稿や素材も提案してくれる
・オリジナルデザイン
・公開後の運用サポートあり
・LPO(ランディングページ最適化)コンサルティングあり
・公開後、制作物の修正対応等は受けてもらえる
こんな人におすすめ
・競合調査や戦略設計の企画提案をしてほしい
・オリジナルデザインでお願いしたい
・結果にこだわりたい
・公開後の運用サポートまでお願いしたい

ランディングページ制作を依頼するときのポイント

ランディングページは対応範囲や依頼内容によって費用やコンバージョン結果も変わってきます。フリーランスから制作会社、Webマーケティングに強い会社等、様々な依頼先がありますが、依頼するときは以下のポイントについて注意して、依頼先の選定を行いましょう。

費用相場と予算を確認する

まずは費用相場と予算を確認しましょう。フリーランスから制作会社、Webマーケティング会社など様々な依頼先があるため、費用相場を確認した上で予算に応じた依頼先を探しましょう。

依頼範囲を明確にしておく

ランディングページには競合調査、戦略設計、構成作成、デザイン、原稿・素材の準備、コピー作成、コーディング、運用やLPOなど、様々な工程があります。その中で、どの部分を依頼したいのか、どこを重要視しているのか、を明確にすることで、依頼先選定や見積内容の確認などがスムーズにできるようになります。

依頼先の得意領域を把握しておく

依頼先は、安価で対応してくれるフリーランスや、ランディングページのノウハウ実績が十分にあり、制作をスピーディに対応してくれる制作会社、Webマーケティングを専門とし、運用改善や広告運用まで行ってくれるようなWebマーケティング会社など、得意領域が違います。そのため、自社で求めている条件や重要視しているポイント等を整理した上で、依頼先の得意領域を確認し、マッチした会社を選びましょう。

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